まるじ運輸のSDGs宣言
- SDGsを取り組む中でまるじ運輸が推進する取り組み内容に共感して頂けた人材と共に、一人の社員も取り残すことなく、社員とそのご家族・地域社会に幸せを運べるように社員全員が経営理念を胸に秘め遂行していきます。
- まるじ運輸は一般区域貨物自動車運送事業を中心に、高品質なサービスを提供しています。当社事業を通じて人々の生命や財産をまもり、環境に対する責任を忘れることなく、仕事の結果だけを追い求めることなく環境破壊抑制を目指します。
- 労働環境の改善・働き方改革への積極的な参画、社内のグローバル化を推進して企業全体が多角的に成長できる環境の創出を果敢に挑戦し、社員とそのご家族の幸福に寄与出来るように推進します。
NO.3 すべての人に健康と福祉を
『あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する』
まるじ運輸では、働く仲間とその家族を感染から守る取り組みを進めるとともに、政府の方針や自治体の指導に従い、お客様やお取引先様、地域の皆様への感染拡大防止に取り組みながら事業を継続しています。
【1】新型コロナウイルス感染予防対策として
- まるじ運輸はお客様・社員の健康と安全ならびに公衆衛生を考慮し、以下の対策を行っております。
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- マスクの着用・消毒を徹底します。
- マスクは会社にて常備しており、社員に配布しております。
- 高濃度酸素ボンベを用意しています。
- 重症化の目安となる血中酸素飽和度を測定できるパルスオキシメーターを用意してます。
- 抗原検査キットを常備しています。
- 当社来客者様への感染症対策へのご協力をお願いしております。
【2】年2回の健康診断実施
まるじ運輸では、従業員の健康維持を支援するため、年2回の定期健康診断を実施しています。2020年度の受診率は100%でした。
何らかの所見が見られた従業員には、会社が直接本人に事後措置の指導を徹底しています。再検査の際には、個別に保健指導を実施して、個人のライフスタイルにあった生活改善を提案し、要精密検査、要治療者には毎月声掛けを実施して、放置者の削減に努めました。
【3】分煙
まるじ運輸では、喫煙場所と喫煙時間を指定した分煙に取り組んでいます。タバコの副流煙や受動喫煙が問題となり、公共の場所での禁煙は社会の常識になりました。今や公共の場だけでなく、職場や家庭においても禁煙、分煙が求められています。喫煙者も非喫煙者もお互いに快く働くことのできる職場環境を作るため、これからもいろいろな分煙・禁煙に取り組みます。また2030年を目標に禁煙化を目指します。
【4】ドライブレコーダー・バックモニター
まるじ運輸では、安全運転意識向上の為に2015年よりトラック全15台すべてにドライブレコーダー、バックモニターを導入しました。バックモニター導入後はバック時における事故が激減しました。
今後も安全に関する施策に注力し、従業員の安全・安心・健康が守られる労働環境作りを推進していきます。
NO.5 ジェンダー平等を実現しよう
『ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る』
まるじ運輸では、男性の偏りが多い業界でも、女性活躍の機会を創出することで、新たな価値観から今までにないサービスを提供することもできると考えております
- ワークライフ・バランス(仕事と生活の調和)を推進し、仕事と育児・介護の両立が図れるように進行
- 長時間労働の削減を推進
- 出産・育児・介護休暇など取得しやすい環境の整備の推進
- セクハラ・モラハラの防止の知識向上
現在従業員構成は16名(男性14名・女性2名)です。
女性雇用の促進の為にも社内での男女の差を無くすことで、性別に関係ない雇用を生み出すことが出来ます。
女性の働きやすい環境づくりとして、女性専用のロッカー・女性専用トイレへの設備投資に取り組んで参ります。
更なる企業発展を促すためにもこれまでにない視点での意見を取り入れ性差別の無い企業運営を行うためにも、女性社員の積極雇用も経営課題として推進していきます。
【同一労働同一賃金】
まるじ運輸では国が定める働き方改革が実施される3年前から、同一労働・同一賃金を実現するために各自の役割の細分化を行い、それに伴い雇用を増やしていき正規・非正規社員における仕事の負担割合を均一にすることを目指して来ました。その結果、現在は同一労働・同一賃金を実現することが出来ました。
【LGBTQ等性的マイノリティに対する配慮】
まるじ運輸では、LGBTQ等性的マイノリティに対する取り組みを推進しています。性的指向や性自認にかかわらず、誰もが自分らしく生き、働ける組織、社会の実現をめざして、LGBTQの知識、理解を促進するための研修を実施してまいります。
NO.7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
『すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する』
NO.13 気候変動に具体的な対策を
『気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る』
【1】 LED
まるじ運輸では、照明器具から発する熱量の抑制と、CO2排出量の低減に貢献するためにも車庫の外灯・事務所の照明をすべてLED化しています。また、計画的に電気の消灯を行い電気使用量の低減を実施しています。
【2】太陽光発電
まるじ運輸では、1988年に温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環として、太陽光発電システムを導入し、CO2排出量ゼロ電力の使用など、積極的に再生可能エネルギーの導入を進めています。再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して、事務所の屋根部分を活用した太陽光発電事業を行っております。
【3】リトレッドタイヤの導入~1本当たり約41%のCO2を削減~
まるじ運輸では、リトレッドタイヤの導入を開始しました。リトレッドタイヤは、産業 廃棄物処分としていた使用済タイヤの台座部分を再利用します。自社の使用済タイヤを提供することで、 トラック用新品タイヤ1本当たりの製造資源量を100%とした場合、32%で再生できます。廃棄段階でのCO2は41%削減でき、省資源化と環境負荷の軽減とともにコスト削減が可能です。 今後も車体以外での低公害化を図り、積極的に環境負荷軽減に取り組んでまいります。
【4】アイドリング・ストップ車の導入
まるじ運輸では、Co2削減への積極的な関与を目的としてアイドリング・ストップ運動を推進するべくトラックの新車購入時にはアイドリング・ストップが搭載されている車輌を購入しています。
大型ディーゼル車では1時間のアイドリングで最大1,800ccもの燃料が無駄になるといわれています。
荷卸しなどの駐停車時にエンジンをこまめに切るなど、アイドリング・ストップを徹底し、Co2の排出を極力低減することにつとめております。
【5】デジタルタコメーター導入
まるじ運輸では、CO2削減のためデジタルタコメーターを2015年より活用して、安全で燃費のよい運転の実現を目指しています。2021年現在ではデジタルタコメーター搭載車輌は全車15台になります。エネルギー効率のよい物流のあり方を追求するなど、会社をあげて積極的に取組んでいます。
【6】エアーチェック・バッテリー液の点検
まるじ運輸では、燃費向上のためにも車輌のエアーチェック、バッテリー液の点検を年4回実施しております。
【7】雨水タンク
まるじ運輸では、雨水タンクを導入しております。車輌の洗車に、水道水と雨水を合わせて利用すれば、水道料金の節約になります。また、節水だけではなく集中豪雨などの際の雨水流出抑制にも寄与する事に繋がり、災害時の水の供給源確保にも役立ちます。当社事業においても積極的な普及活動に力を入れていきます。
【8】ストーンペーパー
まるじ運輸では、名刺などの紙類にストーンペーパーを使用しています。『ストーンペーパー』は、従来のパルプ紙や合成紙と比べて製造時工程で環境負荷を大幅に減らすことが可能な商品です。原材料として木材チップやケナフなどを一切使用しませんので、森林伐採の必要がありません。製造時に水を使用しないため排水が出ず、水質汚染につながらないのが特長です。
NO.8 働きがいも 経済成長も
『すべての人々のための持続的、包括的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する』
まるじ運輸では、サステナブルな社会を実現するには、多様な社員が持つ能力を最大限に引き出して活用することが欠かせないと考えます。社員が高いモラルとモチベーションを持ち、能動的に仕事に取り組める環境を整えることが、極めて重要な課題であると考えています。
まるじ運輸では能力開発、ワーク・ライフ・バランス、そして健康・安全管理体制の整備の観点などから、きめ細かい対応を実施しております。
【給与制度の整備】
社員一人ひとりがまるじ運輸の一員として力を発揮できる環境を整備し、実力あるプロフェッショナル人材への着実な成長と、社員一人ひとりの自律的・主体的なキャリア形成に向けた施策を行っています。
【1】 エコドライブに対する表彰制度導入
デジタルタコメーターによる運行管理データを活用してドライバーの運行スコア評価システムに基づき、事故・燃費向上への意識を強化する目的で毎月安全運転表彰を行い上位者へは賞与を実施しております。
【2】同一労働・同一賃金
まるじ運輸では国が定める働き方改革が実施される3年前から、国や宗教、人種に関係ない同一労働・同一賃金を実現するために各自の役割の細分化を行い、それに伴い雇用を増やしていき正規・非正規社員における仕事の負担割合を均一にすることを目指して来ました。その結果、現在は同一労働・同一賃金を実現することが出来ました。
【安全管理・危機管理の共有】
業務での労働災害、健康障害の防止および、環境保全に努めることを目的として、事故防止の向上や労働災害防止活動に取り組んでいます。
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- 初任者、事故惹起者及び現任運転者に対し指導監督の指針に基づく個人教育の実施。
- 全従業員教育において、安全に関する知識と行動を習得させ、法令順守(ルール厳守)、災害防止の向上のための全体教育の実施。
- 従業員同士のミーティング、会社との個別のカンファレンス実施
- 事故防止対策を月2回実施
技術向上に向けても、必要に応じた外部講師を招待した講習会など、技術向上に常時取り組んでいます。また、社員は社内の資源を活用し、興味のある技術分野を探求、修得することができます。
【研修制度】
人財こそ最も重要な経営資源と位置付け、全ての従業員に成長の機会を提供し、自主的なスキルアップを支援する、次の時代に向け新たな価値を生み出す人財の創出を目標に、従業員と企業が共に成長する姿を目指していくために各種技能講習への受講料などは会社が負担しています。
【人財を生かす職場環境】
まるじ運輸では世の中には多様な人がいて、多様な働き方へのニーズがあります。企業ではそうした多様性を受け入れていくことが当たり前のこととして求められています。当社では、従業員それぞれに合った働き方を選択できるよう実効性の高い施策を導入していきます。
【1】多様な勤務制度
まるじ運輸では、多様な働き方支援を目的として、家族のサポートをしながらでも、安心して働ける環境を提供するために週5日勤務制度を導入しています。
たとえば、介護を理由に退職する介護離職者は、日本全体で1年間に10万人を超え、さらなる増加が予想されます。また、育児と仕事の両立も、社会的な課題です。当社でも2名の従業員が上記勤務制度を導入しております。
【再雇用制度】
まるじ運輸では、再雇用制度を整備し、定年を迎えた従業員が豊富な経験や高度な技能・ノウハウを活かして働き続けられるよう、本人が定年退職後も引き続き勤務する意欲があり希望した場合、希望者全員に70歳までの継続雇用制度を設けています。
NO.10 人や国の不平等をなくそう
『国内および国間の不平等を是正する』
まるじ運輸では、2019年から外国人労働者の受け入れも積極的に行っており、現在1名を採用しています。
外国人労働者を受け入れることで、人種や文化、宗教、言語など多様な価値観や視点を社内に取り入れることができます。日本とは異なる文化や教育の中で生活してきた外国人労働者の視点や文化に触れることで、社内のグローバル化が図れ、企業全体が多角的に成長できると考えております。ビジネスでの議論においても、いつもとは違ったアプローチでの展開が可能となり、新しいアイデアや課題に対する解決策の創出にも貢献しています。また、外国人労働者の自国特有の知識や技術を呼び込むことで、企業技術のさらなる発展の狙いもあります。
NO.11 住み続けられるまちづくりを
『都市と人間の居住地を包括的、安全、レジリエントかつ持続可能にする』
まるじ運輸では、こどもあんしんプロジェクトとして「こどもを まもる いえ」活動を開始いたしました。
「こどもを まもる いえ」ステッカーを玄関入口や門扉など道路から見える所に貼り出して、犯罪などを未然に防ぐ抑止効果もあります。子どもが誘拐や暴力、痴漢など何らかの被害に遭った、または遭いそうになったと助けを求めてきたとき、その子どもを保護するとともに、警察、学校、家庭などへ連絡するなどして、地域ぐるみで子ども達の安全を守っていきます。
子ども達が危険に遭遇したり、困りごとがあるときに安心して立ち寄れる拠点として、子ども達の安全を見守りながら地域に貢献します。また、子どもだけではなく、女性の方やご高齢者の方の駆け込みについても一時的な緊急避難場所として提供し、自治体やPTA等の地域ボランティアにより行われている「子ども110番の家」と共通する防犯を目的とした活動として地域の安全を確保していきます。今後も地域の皆さまにより安心して暮らせる住環境を提供してまいります。
NO.12 つくる責任 つかう責任
『持続可能な消費と生産のパターンを確保する』
まるじ運輸では、限りある資源を大切に利用するためにも、また廃棄物による地球環境への負荷を減らすためにも、廃棄物削減は重要です。生産効率の向上、資源の有効活用と廃棄物の徹底した分別による再資源化、リサイクルに取り組み、ゼロエミッションの実現に向けた廃棄物の削減に努めています。
我々の生活に無くてはならない「鉄」「アルミ」はリサイクル技術が確立した代表的資源です。
家庭から出る空き缶1つから、自動車工場などから発生する端材屑、また工事現場から出る解体屑など様々な場面から鉄・アルミスクラップは採取され、それらがリサイクルされることにより循環型社会の一翼を担っているのです。我々は事業活動において排出される切り屑、端材などを自ら分別を行い、リサイクルへと循環させております。今後も我々の事業活動において法令並びに行動規範を遵守し、また地域貢献活動などを通じCSR(企業の社会的責任)を全うする中でお客様,お取引先様,地域の皆様と共に発展し、内外の信頼を得る取組みをしていくことを今後も目指します。
NO.17 パートナーシップで目標を達成しよう
『持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する』
まるじ運輸として以下の団体、協会に協賛し、地域社会への貢献をしています。
三重県トラック協会
三重県富田トラック事業協同組合
日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会
東海北陸地域本部
東海北陸平車部会
JL三重北ネットワーク協同組合
【WEBKITを採用】
まるじ運輸では、求車・求貨用輸送調整システムとして、WEBKITを採用しています。
輸送調整システムとは、トラックを全国的に調整し、往復積載率の向上等効率的な運用を図り、求車、求貨やそれにともなう決済を管理するものです。
当社では、従来から輸送調整システムを構築し、輸送品質の向上、後方事務処理の省力化に努めてまいりましたが、本システムを稼働させることで飛躍的な稼働率アップに繋がっています。
【日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会への参加】
まるじ運輸では、求荷求車の物流ネットワークシステムである「日本最大の物流ネットワークシステム」を採用しています。
日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)は、全国の中小トラック運送事業者が生き残りをかけ、新しい物流システムの創造を目指して自らの知恵と情熱で構築した、日本で最大の情報と求荷求車の物流ネットワークシステムです。
現代社会は膨大な情報や多種多様な物流ニーズを要求しています。日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会(JL連合会)は、全国の各都市を拠点とした、各協同組合や組合員ひとりひとりがひとつにまとまり、強力な情報・物流ネットを形成しています。お客様の多様なニーズに対応できる人の輪と高い輸送技術に支えられています。